昨日は諸般の事情で走らなかったので、今日は5時間ランを目指してブロンクス河公園道へ。とりあえず、ハーツデールから北の果てまで行き(検尿ダムーケンシコ・ダムとも言う)、戻ってスカースデールから南の果て(タカホよりもずっと南。正確にどこまで行っているのかよくわからんけど、道が完全に途切れるところ)まで。またスカースデールまで戻り、エッジモントの家までという行程だ。実際に何キロあるのか良くわからないけど、速く走っても4時間はかかる長~い道のりであることは間違いない。
検尿ダムまではハーツデールからゆっくり走って約1時間弱。そこには過去に何回も書き記しているけど、9.11のメモリアルがある。今日もその時亡くなった昔自分ちの真上の住んでいて、しかも同じ年(自分の心の中ではずっと同じ年なのだ)のHさんに今でも生きれていることを報告してきた。そして生きていることの素晴らしさを再確認。そこからハーツデールまで戻る。ここまで全く問題なし。疲れていたらそのまま帰ろうかなとも考えていたが、そのまま続行。スカースデールまでは普通の住宅街を走る。ブロンクス河公園道は何故か、この約1.5マイルの区間だけ途切れているのだ。未だに、工事が途中で途切れているので、多分諦めたんだと思う。アメリカだから許す。
スカースデールからは一応公園道が復活する。でも一つアメリカらしい部分がある。作ったのはいいのだけど、河のすぐ横に作っている部分があるため、河が増水するとそこは浸水(!)して通れなくなる。しかも道路の下に無理やり作っているので、自分ですらも背を屈めないと頭がぶつかる。何て、間抜けなんだろう…。まあ、許す。
更に南へ向かう。こっちは池があるからかな、散歩する人も多い。ハーツデールより北は、長年住んでいる人でさえもその存在に気がついていないことも多い(実際、自分も2号室さんに教えてもらうまで知らなかったし、例えば20年近く居る美容室の人も全く知らなかった)けど、南は皆の憩いの場となっている。そんなのんびりと時を過ぎるのを楽しんでいる人を横目に自分も幸せを感じながら走っていたら、5時間近くになっていた。あとはスカースデールのいろは坂を上りきるだけだ。5時間走るとやはり脚の筋肉の疲労も酷くなっているようだ。流石に、この急坂を走りきるのは止め、そこからは歩いて家まで帰った。久しぶりの5時間ラン。100キロウルトラを走りきるには、これでもまだ半分に過ぎない。ダイジョウブか?5時間ランが出来た喜びよりも100キロを本当に完走できるのかという不安や心配の方が大きい今日この頃である…。
ところで、今日のランでは良い経験が出来た。最近のNYの天候はちょっと変で、晴れたかと思ったら曇ったり、更には風が強く吹いて雨も降る、そしてその繰り返しというのがここ数日続いている。今日は5時間も走ったから、こうした天気の変化を2セット以上経験できたのである。実際のレースでは天気には逆らえない。快晴であることもある、どんよりとした曇りであるかもしれない。小雨は意外にも走りやすい天気なのだが、強風だったり土砂降りだとレースは最悪だ…。晴れのときは太陽が眩しく、暑くなるので水分が欲しくなりやすい。雨・風のときは、寒さ対策を講じなくてはいけない。サロマ湖の当日はどうなるのかな、と思いながら何とかなりそうだという収穫を得ることができた1日であった。
家に帰ったら驚くべき事態が待っていた。自分は毎日、シューズのインソールを外して、少しでも湿り気を取るようにしている。いつもは当然それをシューズに戻して練習に臨むのだけれど、何と今日は左のインソールを入れないで走っていたのだ…。走っている間は、何の違和感もなかったのだけれど(自分は何と鈍感なんだろう…)、家に帰ってよくぞこれで5時間走れたな、と自分に感心した。逆に言うと、インソールってそれぐらいの働きしか本当はしてなかったりして…。でもインソールをきちんとしていたら、今日の脚・足の疲れもそれ程でもなかったかもしれないと思うと…。気をつけましょう!
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「明日はちょっとだけ長時間ランを目指します」な~~んて仰りながら、すごいではありませんか!!
気合が入ってますね~~!!
その昔、内之助とブロンクス河公園道をジョギングしたことがあります。
いい所ですよね。
あそこが土だったら、きっと通っていたと思いますです。
今日の変わったお天気も、いい経験になりましたね♪
お風邪、ひかれませんように!