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走れけに~

Author:走れけに~
まだ若かりし頃、世界を代表する公認会計士を目指して、1990年に単身NYへとやってきたのがつい昨日のことのようです。仕事(会計士)への情熱は在米17年の間にすっかりと醒めてしまい、余生をどうやって楽しく送るかが今の最高関心事であります。そこで出会ったのが、まさにフルマラソンの世界なのであります。誰に褒められる訳でもなく、貶される訳でもなく、怒られる訳でもなく、全て自己完結な世界なのであります。走って何が楽しいのか、とよく聞かれます。兎に角無条件に楽しいのです。楽しいものに理由・説明など必要ないのです。何はともあれ、走れけに~!

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昨日は諸般の事情で走らなかったので、今日は5時間ランを目指してブロンクス河公園道へ。とりあえず、ハーツデールから北の果てまで行き(検尿ダムーケンシコ・ダムとも言う)、戻ってスカースデールから南の果て(タカホよりもずっと南。正確にどこまで行っているのかよくわからんけど、道が完全に途切れるところ)まで。またスカースデールまで戻り、エッジモントの家までという行程だ。実際に何キロあるのか良くわからないけど、速く走っても4時間はかかる長~い道のりであることは間違いない。
検尿ダムまではハーツデールからゆっくり走って約1時間弱。そこには過去に何回も書き記しているけど、9.11のメモリアルがある。今日もその時亡くなった昔自分ちの真上の住んでいて、しかも同じ年(自分の心の中ではずっと同じ年なのだ)のHさんに今でも生きれていることを報告してきた。そして生きていることの素晴らしさを再確認。そこからハーツデールまで戻る。ここまで全く問題なし。疲れていたらそのまま帰ろうかなとも考えていたが、そのまま続行。スカースデールまでは普通の住宅街を走る。ブロンクス河公園道は何故か、この約1.5マイルの区間だけ途切れているのだ。未だに、工事が途中で途切れているので、多分諦めたんだと思う。アメリカだから許す。
スカースデールからは一応公園道が復活する。でも一つアメリカらしい部分がある。作ったのはいいのだけど、河のすぐ横に作っている部分があるため、河が増水するとそこは浸水(!)して通れなくなる。しかも道路の下に無理やり作っているので、自分ですらも背を屈めないと頭がぶつかる。何て、間抜けなんだろう…。まあ、許す。
更に南へ向かう。こっちは池があるからかな、散歩する人も多い。ハーツデールより北は、長年住んでいる人でさえもその存在に気がついていないことも多い(実際、自分も2号室さんに教えてもらうまで知らなかったし、例えば20年近く居る美容室の人も全く知らなかった)けど、南は皆の憩いの場となっている。そんなのんびりと時を過ぎるのを楽しんでいる人を横目に自分も幸せを感じながら走っていたら、5時間近くになっていた。あとはスカースデールのいろは坂を上りきるだけだ。5時間走るとやはり脚の筋肉の疲労も酷くなっているようだ。流石に、この急坂を走りきるのは止め、そこからは歩いて家まで帰った。久しぶりの5時間ラン。100キロウルトラを走りきるには、これでもまだ半分に過ぎない。ダイジョウブか?5時間ランが出来た喜びよりも100キロを本当に完走できるのかという不安や心配の方が大きい今日この頃である…。
ところで、今日のランでは良い経験が出来た。最近のNYの天候はちょっと変で、晴れたかと思ったら曇ったり、更には風が強く吹いて雨も降る、そしてその繰り返しというのがここ数日続いている。今日は5時間も走ったから、こうした天気の変化を2セット以上経験できたのである。実際のレースでは天気には逆らえない。快晴であることもある、どんよりとした曇りであるかもしれない。小雨は意外にも走りやすい天気なのだが、強風だったり土砂降りだとレースは最悪だ…。晴れのときは太陽が眩しく、暑くなるので水分が欲しくなりやすい。雨・風のときは、寒さ対策を講じなくてはいけない。サロマ湖の当日はどうなるのかな、と思いながら何とかなりそうだという収穫を得ることができた1日であった。
家に帰ったら驚くべき事態が待っていた。自分は毎日、シューズのインソールを外して、少しでも湿り気を取るようにしている。いつもは当然それをシューズに戻して練習に臨むのだけれど、何と今日は左のインソールを入れないで走っていたのだ…。走っている間は、何の違和感もなかったのだけれど(自分は何と鈍感なんだろう…)、家に帰ってよくぞこれで5時間走れたな、と自分に感心した。逆に言うと、インソールってそれぐらいの働きしか本当はしてなかったりして…。でもインソールをきちんとしていたら、今日の脚・足の疲れもそれ程でもなかったかもしれないと思うと…。気をつけましょう!
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コメント

5時間走、お疲れ様でした!!

「明日はちょっとだけ長時間ランを目指します」な~~んて仰りながら、すごいではありませんか!!
気合が入ってますね~~!!

その昔、内之助とブロンクス河公園道をジョギングしたことがあります。
いい所ですよね。
あそこが土だったら、きっと通っていたと思いますです。

今日の変わったお天気も、いい経験になりましたね♪
お風邪、ひかれませんように!

けにーさん、

もう5時間ランをこなせるという事は順調にトレーニングが進んでいるようですね。土曜日、一緒に走れるのを楽しみにしています。

お雪さん、
気合と時間だけは人一倍あるものですから…。100キロという距離がとてつもないものだということを思い知って、ますます気合が入ってきましたよ!

RFさん、
トレーニングが順調なのかどうかは疑問です。それに直前になって走りこみをしても果たして本当に実になるのかどうか…。でも、先週まで何もやる気にならなかったことを考えれば、格段の進歩といえます。土曜、ロッキーズに来られますか?楽しみですね。

このところのブログの更新とランのペースどっちもすごいデス。スカースデールのいろは坂、ブロンクスリバーパークウエイ、エッジモント、タカホ、懐かしい地名がいっぱい。と、思って読んでいたら、ウン?検尿ダム?(笑)
ゴルフもパブリックで30ドルになってしまったなんて、やめて欲しいですv-12
日本も暑くなってきました。今日は東京では30度です。
サロマ湖はこれからだったのですね。北海道はきっとまだ涼しいので、汗かきさんでも大丈夫!と言いたいとこですけど、なんと言っても100キロですものね、、、想像を超えた世界です、、、

まこちゃんさん、
そうなんです。ゴルフは高いんです。あのベスページ黒も今や$40近い料金になっているはずです(平日、NY在住者)。昔の黒は平日であれば、ひょいと行っても誰もやっていなくていつでもスタートできたし、しかも$10台の料金でしたよね。今は昔…。
検尿ダムの辺りも綺麗になったんですよ。今でも何があるというわけではないのですが。自分は100番のそばに住んでいるのですが、恐らくまこちゃんさんの住んでいたときと比べての最大の違いは、アメリカ経済不況のあおりを受けてか、空きスペースが目立つことです。どこもSpace Availableの状態です(客がくるとは思えません…)。
日本は沖縄では既に梅雨が始まったようで(それでも平年に比べて2週間遅いみたいですが)、あと1ヶ月もすると東京にも嫌~な季節がやってきますね…。NYには梅雨がないので、私としてはもう一度経験してみたいのですが…。
ウルトラの中では、100キロというのはまだまだ初心者みたいなもので、上には上がありますから、本当は100キロなんかでビビッていてはもっと先には進めないのですけどね。一歩一歩確実にです、はい。

やっぱり相当な重症中毒にかかってますね。100キロ走る人を初心者といってしまうところも、結構きてますね。ところで僕はいつもタカホー、ブロンクスビルの手前までスカースデールから走るほぼ3.5Mのコースしか走ったことがないのですが、北のコースはどこからどのようにして行くのでしょうか?この間初めてトライしたら、何かスカースデール駅を越えてすぐに砂利道になったかと思ったら道がなくなってしまいました。今度ダムへの道のりを教えてください。

RIKIさん、
そうなんです、北への道はわかりにくいんです。確かに途切れていますよね。砂利道をもうちょい行くと橋を渡って、Pipe Lineとかっていう道に出ます。そこを真っ直ぐ北に走っていくと(ここには歩道がないので、時折やってくる車に引かれないようにしてくださいね)ハーツデール駅に出ます。そこから、駅を渡って北東の方向をちょっと目指すと教会があるのをご存知ですか(RIKIさんちから線路沿いを只管ハーツデール駅に向かっていっても結果は同じ。ただし、教会は左側にありますので、そこを左折すればそこが入り口です)?そこの前に池がありますが、そこが入り口です。更に池の横にあるプライベートのテニスクラブのコートのまさに真横を通っていけば、約1時間後には(RIKIさんならもっと早く着いちゃいます)、目標のダムに辿り着けます。途中、White Plains駅、North White Plains駅の所は駐車場の中を走ることになり迷いそうになりますが、雰囲気で走っていくと道の続きが見つかります(他に誰か走っていることも稀にはあります)。是非、ダムの右奥にあるメモリアルまで行って下さい。そこにはWestchesterに住んでいた多くの日本人が眠っています…。

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