NYは冬の中にある。毎日天気は悪いし気温は低すぎる。厳しい冬はこれから4ヶ月ぐらい続くのである。東京生まれ東京育ちの自分にはずいぶんと辛い環境であるが、慣れというものは恐ろしい。それでもしっかりと生きている。
今週はサンクスギビング・ホリデー(感謝祭休暇)である。会社の殆どは、木曜から4連休だ。例年だったら、この休暇中には至る所でレースが行われ、必ずどこか知らないレースに参加するのが楽しみであった。でも今年はお預けである。NAHAマラソン直前に無理はしたくない。NAHAではタイムなんか狙えないことなんか分かっている。もしかしたら、初の棄権ということだって十分覚悟している。この土日には1時間ずつ走ってみた。走っている間も痛いといえば痛い(表現しがたい鈍い神経の痛みが24時間続いている)。でも何の痛みの無いランナーなんていないのだし、痛さを感じながらも走れるということ自体、寧ろ幸せなことなのかもしれないのだ。贅沢は言ってはいけないのだ。医者には何度も確認している。フルマラソンを走ってもいいですかと。NOという言葉が無いのだから、予定通り走るつもりである。目標はフィニッシュすること。しかし自分はどこまでも意固地な人間である。
さて感謝祭に話を戻すと、アメリカではターキー(七面鳥)を食べるのが恒例になっている(この日をターキーの日と言っていることもあるらしい。本当だろうか?)。自分もご多分に漏れず、ターキーを食べる。通常はこの丸焼きにグレービーソースやクランベリーソースを添えて食べるのだけど、とても不味い…。不味いのだったら食うな、と言われそうだが、矢張り伝統は守らないと…。今年は、何故かうちに本物の(何だこりゃ?)アメリカ人がやってくる(いつの間にかそうなってしまった)。丸っきり日本の家にアメリカ人が来るなんて最初で最後なんだろうけど、こんなときにターキーは不味いからチキンでなんてことはできないだろう。よって今年もパサパサなターキーを食べるのである…。ところで、本当は感謝祭ってどうやって過ごすのだろう。毎年誰かの家に呼ばれたり、呼んだりしているけど、結局この17年間で何もわからないまま時だけが過ぎていく…。少なくとも、感謝祭っていうくらいだから、生かしてもらっていることにはせめて感謝しないと…。
さて、ランニングにまた戻そう。本当は順調にいっていたら、NAHAマラソンでPRを狙うはずだったのだ(今になって告白しても意味無いけど)。NYCで打倒HGも大切だけど、あれだけ人数が多いと、前の方からスタートでもしないと、PRなんて99%無理だと思う。何しろ15分以上スタートが遅くなった自分は、既に大方スタートしたオレンジ・ブルーのランナー約2万5千人を前にしているわけで、このうち約半分を抜かす(打倒HGを達成すると、NYCMで確実に10000位に入ることができる)なんて精神的にダメだった。今年のNYCMはスタートで終わっていたのである。まあ終わったことはどうでもいいけど、NAHAではもうちょっときちんと走れたらいいなぁ。でもこれも実は2万人をゆうに超える大マラソン大会だ!表向きの目標は上述のようにフィニッシュだけど、スタートさえうまく行けば、裏目標としてPRを狙うつもり(ダメだったらダメでいいし)。スタートが全て、これがNYCで得た最大の教訓だ!
…でもまだ痛い、畜生…感謝祭前なのに、中毒患者が次から次へとPRを出しまくっているのに、一人気分の浮かないそんな辛い時間を感じている自分なのである…。
ウチはたぶん、今年もチキンでしょう。
あっ、ポークかもしれません。
アメリカ人でもクリスチャンでもないし、神様仏様に「諸々の恵みをありがとう」と言うだけで終わります。
かといって、お盆やお正月も重んじていません。
一本の柱も通っていない家庭です。
けに〜さん、私もここ3年間、全くPRを出していません。(マラソンに関しては内之助も同じ。)
PRも目標ですが、今は、カラダを治すことも目標の一つになっています。
けに〜さんも、早く回復されますように。