昨日行われたシカゴマラソンにて、とても悲しい出来事が発生した。シカゴマラソン史上最高気温の31度を記録し、250人ものランナーが倒れ、49人が病院に運ばれ、そして1人のランナーが亡くなった。報道によれば、更に5人が今現在も危機状態にあるという。レースはスタートしてから3時間半後にはキャンセルとなり、参加した3万5千人以上のランナーのうち、何と1万人以上がゴールすることができなかった。
楽しいはずのマラソン大会で死ぬ。こんな悲しいことはない。この暑さの中で何故大会を行ったのか、と疑問に思う輩も当然いてもおかしくないが、どんな天候でも大会は実施せざるを得ないのが現実だ。4万人近くの参加者のうち、大多数はこの日をターゲットに最低でも半年に及ぶトレーニングを積んできたのだ。そして、シカゴ以外の場所から(海外も含めて)多くのランナーが押し寄せてくるのだ。ランナーは、自分自身でリスクを判断している。またそのリスクに対処できるように練習をしてきている。
このような悲劇はいつ自分自身に降りかかるかもわからない。特に自分は糖尿病持ちであり、心臓に負担がかかると生命の危険性があることを承知している。だからこそ、トレーニングを積んでそうならないように、少しでも心拍機能を高めていかなくてはならないのだ。でも無論、自分はそれをハンディキャップだと思っていない。自分よりももっと大変なランナーは五万といるのを知っているからだ。日曜日にロッキーズで3時間半LSDをしたが、片足を義足で直向にトレーニングしているランナーと途中すれ違った。全然辛そうじゃなかった。笑いながら走っていた。そしてNYCMともなれば、車椅子、目が不自由、義足、…のランナーたちが、この日のために練習をつみ、この晴れ舞台のために頑張って走るのだ。そう、共走である。自分は糖尿病ごときで泣き言を言っていてはいけないのだ。
土曜日に医者に行った。2週間前に受けた糖尿病検査の結果を受けて、また来て欲しいと言われたのである。いつもは電話で済んでいたのに何でだろうと思っていた。糖尿病自体は良くコントロールされているね、と言われた。でも、腎機能が弱っていると言われた。下手すると将来人工透析を受けなくてはならない。でも今はまだ問題のない範囲だからと言っていた(その先生によると、糖尿病がもとで透析ともなれば、平均寿命はせいぜい5年だそうである…)。最近、暴飲暴食を繰り返していたからコレステロールもとても気になっていた。やはり芳しくはなかった…。でも物凄く異常というわけでもなかった。食事療法を本格的にといわれることを物凄く恐れていたけど(大好物のとんかつ、カツ丼が食べれなくなってしまったら…)、コレステロール値を抑える薬を処方してくれた(一応、食べても良いみたい)。今後は、薬と運動でダイジョウブ、と太鼓判を押された。
自分が今日生きているのは、ランニングのお陰だ。3年前にマラソンをきちんとやってみようと思わなかったら恐らくは今日の自分はいない。毎日が暴飲暴食、タバコ、夜更かし、の連続、そして24時間いつもだるく、めまいがし、太りすぎて歩くのも辛い状態(じっと座っていることもできなかったので、毎日生きているのすら苦痛であった…)。あのときのヤブ医者に言われた言葉は一生忘れない、このままではあんたすぐ死ぬよ…。それに比べたら、今回のよくコントロールされているね、という今の医者のコメントがちょっと恥ずかしい気もするけど、自分でマラソンを始めるという何となくの決断が、物凄く正しい決断だったようで大変うれしい。
シカゴでの死亡事故はとても悲しい。これが契機となって、もしマラソンブームが下火になってしまったらもっと悲しい。実際、マラソンほど安全なスポーツはないのだ。やっていて楽しい・素晴らしいと思えるスポーツは他にはなかなか見つからないだろう。今回の事故は大変に不幸なことだったけど(物凄いショックであったことも事実である)、亡くなられたランナーのためにも自分らは走り続けるべきではないのか、そう思えた今日この頃なのである。
強い方ですね。
私なんか、腰痛ごときで泣き言いってますよ。
でも、「走れることの幸せ」になんとか支えられてはいますが。
マラソンに巡り会えて、本当によかったですね。
これからも、ご自分でコントロールできることは、しっかりとやっていってくださいね。
さしあたり、今度の山砂漠島では、飲み過ぎに注意しましょうね。
シカゴマラソン、ビックリしました。
高温+高湿には要注意ですね。