東京マラソンの当選通知がやってきた!とは言っても、海外在住者の応募は相変わらず少ないものだから、多分全員当選なんだろうと言われている。日本で応募した人は約5倍の確率であったのでえらい違いだ(日本の友達は見事に落選してしまった。折角東京マラソンに備えてCW-Xを買ったのにね…)。東京マラソンは本来的には、国際的に開かれた一大マラソン大会にするのが趣旨であろう。でも宣伝が足りなさ過ぎるものだから、例えば米国では余程の親日派でもないと、この大イベントの存在には気がつかないと思う。米国で最も購読者が多いRunner's World誌でも宣伝を掲載していた月もあったけれど、認知度が低すぎる。継続しないと…。あるいは米国での最も大きいマラソンサイト(www.marathonguide.com)にも色々な海外のマラソン大会が掲載されているけど、そこにすら東京マラソンはないのである。自分は東京マラソンには国際的にきちんと認知されるマラソンになって欲しいし、世界で一番のマラソンになる素養は十分備わっていると思う(日本人だから日本びいきである!)。役所仕事ではいつまで経ってもダメだろうけど…。
さてそんなことで、来年の2月17日の東京マラソンには2年連続で出ることが出来そうだ(取りあえず、12000円は払ってしまったし…)。前回は大雨の中大変だったけど、今回は良い天気になるといいな。自分は雨の中のレースには正直慣れていない。自分が出るレースは事前の予報がどうであれ、大抵晴れてしまうのだ。そう、晴れ男なのである(自称)。でも前回の東京マラソンでは見事に外れた。前後、レース終了後はこれ以上ないだろうという絶好の天気だったのに…。でも楽しかった。東京のど真ん中を走るのはとても気持ちのよいものだ。自分の生まれ育った場所だから、一歩一歩が楽しかった。自分は日暮里出身だから浅草を通った時は感動であった。雷門もそうだけど、自分の中学校時代通った塾のあった場所も通り過ぎた。そこにはもうその塾はなかったようだけど、その頃の楽しい思い出(不思議と勉強は嫌いじゃなくて、寧ろ楽しいものだった。今とはえらい違いだけど…)が思い出された。最近凄く思うのだけれど、子供の頃の思い出がこれだけ自分の人生に大きく影響を与えるとは思わなかった。大人になると面白いこともあるけれど、矢張り子供の頃の楽しさには敵わない。何かあると、あの頃はよかったなぁ…、と思うばかりの毎日なのである(勿論、辛い後悔の思い出もあるが、それが人生なのかな…)。
先月に日本に帰った時も、泊った弟の家(いつの間にか、東京での定宿となってしまっている。何しろ場所はいいし、何かと便利だし…)は上野桜木なものだから(自分の通った中学校のすぐ近く)、走っていても中学校の時の思い出ばかりが脳裏に浮かぶ。ジョギングをする時は、必ず通り過ぎる場所がある。高校のとき付き合っていた彼女の家だ(彼女の実家は文房具屋を今でも営んでいる)。中学校の時は、ある時点までずっと意識はしていなかった。学年でも一番人気だったから、自分にはお呼びではないと思っていたからだ。でも中3の2学期の最後になって他の女の子を通じて告白されたものだ。正直ビックリだった。何で俺?だと思った。返事は卒業式までしなかった(だって、きっと夢を見ていると思っていたから)。人生の分岐点は高校の選択だった。その当時、東京の都立高校は学校群制度があって、学校群を選んで受験し、実際にどの高校になるかは勝手に決められていた(どうやって割り振るのかは知らないが、その後の自分の人生は確実に曲がった。結果的には良い方向だったのだろうけど…)。自分は他の私立を希望し、そっちが受かってしまったため私立を選んでしまった。彼女も同じ学校群を受けていたけれど、同じ学校群で違う高校に行くのは嫌だったから、余り何も考えずその私立を選んだ(皮肉なことに都立の発表日の前日までに、私立は入学金や授業料を振り込まなくてはならなかったのだ)。さて、都立発表当日。合格して割り振られたのは彼女と同じ高校だった…。もし私立に行かず、同じ高校に行っていたらその後の自分の人生はどうなっていたのだろうか、と考えると正直怖い。高校が違うと結局すれ違うことも多く、長くは続かなかった。でも、もし…。
別に、ジョギングの時に彼女にバッタリ出会ってしまったら、ということは考えてはいない。第一結婚しているだろうし、実家にはいないだろう。自分は別にどうしようとか考えていない。ただただ、彼女が幸せな楽しい人生を送っていてくれればそれでいいのだ。まだ会計士の勉強をしていた頃、たまたま地下鉄で出会ったことがあった。自分は無職。彼女はOL。無職の自分に言う言葉はなかった。何もない自分。でもその時何でもっと喋らなかったのか、今でも後悔だ(でもその後悔も決して辛いものではなくて自分にとってはとても大切な思い出なのであるけど…)。人生は後悔と挫折の連続だ。でもそんな人生でも、思い出は大切だし、それを励みに人間は行き続けることが出来る。そして、自分のまだ見えない未来に向って一歩ずつ進んでいくことが出来る。過去に拘るのは決して好きではないが、過去があるから今の自分、未来の自分があるのだし、思い出はそっと心に留めておきたい。自分の辿ってきた人生に感謝しながら…。
そんなことで、自分にとっての東京マラソンは自分の人生そのものなのである。出場できる限り死ぬまで出場したいレースなのである。だから、2月の仕事のビジーシーズンなのに、休暇を取ってまで行く価値のあるこだわりのレースなのである。そこに自分の人生の原点があるのだから…。
東京マラソン当選(無抽選?)おめでとうございます
ぜひとも、生涯走り続けてください。
私の故郷にはオフィシャルなフルマラソン大会は存在しません。(県にはあるけど市にはない。)
残念です。
その内、私が作りますよ
若かりし頃に、そんなに素敵な彼女がいらしたんですね。
美男美女のカップル
えっ?高校の違いによるすれ違い?!?!
♪逢えない時間が〜 愛育てるのさ〜
目をつぶれば 君がいる〜〜〜♪
と、かの Hiromi Go も歌っていたではありませんか!
あと数年で、ちょうど中学卒業○十周年の同窓会がありませんか?
再会のチャンス有り有りですよ〜
小さないろんな経験の積み重ねが、自分の人生の糧になっています。
マラソンと同じですね