日本より夜の便でJFKに着いた。これは日本に1分でも長くいたいという自分の願望を十分に満足させるものであったが、他の欧羅巴便やアジア便もほぼ同時刻に集中する時間帯であるらしく、とても混雑した。予定通りに夜7時にJFKに着陸したのはよかったが、混雑でゲートが空いていないのだという。ゲートには結局1時間かかった。到着してからも、荷物がなかなか出てこない(入国審査は永住権を持っているため、極めて早いのだが、荷物が出てこなければ何の意味もない)。外に出たは出たで、空港はカオスと化していた。リムジンの運転手は只管喋り捲る人であったが、彼曰くJALの夜の便はいつもこうなのだという。UALやNWAの成田ーJFK直行がなくなり、ANAも採算の問題からエコノミーを格段に減らした。JALは時代に逆行するかのごとく、1日3便を飛ばしてくれるため、利便性は高まった。でも夜の便は空港が混みまくることは気がつかなかった。家には10時に到着したので、着陸から3時間もかかったことになるのだけれど、旅って本当に疲れるなぁ、と感じた土曜なのである。
リムジンの運転手は、片手間でやっている。以前はマンハッタンでサラリーマンをしていたらしいが、こんなことやっていたら人生・時間が無駄だと気づき、今ではゴルフのレッスンプロ(ラウンド・レッスンというのがあるらしく、ほぼ毎日のようにラウンドすることになるらしい)とリムジンの運転手(どこの会社にも属さず、下請けでやっているらしい)で生計を立てているのだそうだ。金はないけれど、自分の時間はたっぷりある。ゴルフもリムジンもぼろ儲けはできないだろうけど、趣味と実益が完全に一致していて楽しい毎日なのだという。好きなときに仕事をし、好きなときに休みを取る人生。自分が求めているのはこれなのだ!サラリーマンは収入こそ安定するけれど、人生における時間の無駄遣いとしか思えない。自分は人に拘束されるのが最も嫌いである。自分の人生くらい、どのように生きようが自分の思うままに決めたいし、時間だって自分の好きなように使いたいのである。その生き証人みたいな人に久しぶりに出会った。長旅の終わりでの混雑のことなどすっかり忘れ、運転手の話を聞くことに没頭する自分がいた。
自分は果たして何がしたいのだろう。夢や希望はあるのか?すっかりどこか自分の知らない、望まないところへ流されてしまいそうな昨今において、ランニングが自分の人生において大きな意義があることに今更ながら気づく。ランニングの何がいいって。そこには、自分に自由な時間が流れている。でもそれは何も考えていないということではない。自分を冷静に見つめることが出来るし、不思議なことに色んなヒントがぽっと沸くように出てきたりもする。柔軟なモノの考え方ができるような気がする。今回の旅を通じて、東京・大阪を走った。ランニングを通じて、自分の進むべき方向性が段々と見えてきたような気がする。今すぐに実現できるかどうかはわからないけれど、きっとダイジョウブ。自分の人生は自分のものなのだから…。
今、うちは日本の典型的サラリーマン生活を否応なく送っていて、これは、夫だけでなく、妻にも降りかかってくる問題で、本当に、時間がなく、お互い話しする暇もなく、寝る暇もだんだんに削られていて、いったいこれって何なのだ!と思いつつ生活しています。でも、それを飛び出す勇気はない。
そういう意味でこのリムジンの運転手さん、すごいなぁと感心してしまいます。
最近、
これって何かおかしい。
あー、NY時代は良かったなぁ。。。人間的な生活が送れていた気がします。(ただ、単に、夫の仕事が暇だったのかもしれないけれど)
もうひとつ私たちがいつもNYに帰りたいなぁと思っている理由は、人と違う事をしていても、誰も、それを特別な目で見ないから、です。私も、夫もかなり変わり者なのかもしれないけれど、日本じゃ、まわりを見渡して形に収まっていなくてはいけないところがどうにも息苦しい、、、けれど、弱虫だからそれを捨てることは出来ない。。。ジレンマです。
帰られたばかりのけに〜さんに、こんなだらだら愚痴っぽいコメントですみません。でも、なんだか、リムジンの運転手さんの飄々とした生き方から、妙に刺激されてしまいまして、、、
話、替わりますけれど、今日は、講師としての初仕事の日です。プライベートレッスンの相手は