会計事務所の忙しさは、オフィスがどれだけ閑散としているかでわかる。特に会計監査部門は、今の時期皆出払っているから、オフィスにいるのは、その準備をしている人、一旦戻って整理している人、税務専門の人、しかいない。暇な人間がいないのだ。そういう自分も明日から暫くオフィスにはいない。今週はフィラデルフィア郊外、来週はマンハッタン、再来週はマンハッタン及びNJの端っこ(掛け持ち)へと飛び回ることになる。うちの事務所の顧客はNY近郊とは限らないので、6週間連続アメリカの田舎出張という輩もいる(家族がかわいそうである)。自分も3月には、ケンタッキー、ミシガン、アイオワに飛び回ることが決まっており、練習する時間をどうやって確保するのかが今の一番の検討課題となっているのだ。ふと、出張と近場のマラソン大会出場をセットにしたら旅費が浮くのでは、とせこい考えも浮かんだのだが、そんなことでは、碌なタイムなど出るわけないと思い、流石に止めた。
さて、今日本では某TV番組で放送した納豆ダイエットの捏造問題並びに当該人気番組の正式打ち切りの話題で持ちきりである。NYでは幸いにもビデオで見れるので、家内に頼んで借りてきてもらって昨晩、家族皆で見た。番組では尤もらしく、納豆のダイエット効果を伝えているが、その殆どがインチキデータを基にしているのであれば確かに問題だ。胡散臭い番組のいうことを信じる方が悪いという人もいるかもしれないけど、納豆を1日2パック食べ続けた8人とも体重が落ちたというデータを見せ付けられたら、誰だって信じたくなるものだろう。納豆ダイエットの3つの黄金の法則があって、これを守らないと同じ納豆を食べても効果はない、という。一つ、1日2パック食べる、二つ、朝晩に分けて食べる、三つ、混ぜてから20分待つ、なんだと。どれも突っ込みたくなるような法則なんだが、実際の視聴者は本当に信じて藁にもすがる気持ちで実行したみたいだ。自分は家内に、データは捏造されたものだとしてももしかしたら本当は例えばもっと継続していたらダイエット効果があったりしてね、と聞いて見たが、真剣にダイエットを検討している家内は、だったら捏造したって認めないよね、認めたってことはこれって全て出鱈目ってことだよね、と自分の番組擁護は儚くもバッサリと切り捨てられてしまった(女は強い)。私たちは、もしかしてこの番組で本当のことって一つでもあるのだろうか、と思ってしまった。一旦思ってしまうと、全てが胡散臭い。この番組に限らずTVで言っていることは全てがヤラセや演出に見えてきてしまう。一旦失った信頼はなかなか取り戻すことは出来ないだろうから、番組の打ち切りは必然なのかもしれない。まあ、そもそもいい加減なので、ほとぼり冷めたら、似たような番組やあるあるIIIとしてそのうち復活するような予感である。雪印や不二家等の食品を扱う業界やメーカーなんかは一旦問題を起こすと会社の存続そのものに大打撃を受けるのに、問題を繰り返すマスコミへの制裁はかなり緩やかだなぁ、不公平だなぁ、とペコちゃんチョコやアンパンマンチョコが入手できなくなり、子供に毎日ぐづられる自分としては、何でだという自分の疑問に解答を見いだせられないままでいる今日この頃なのだ。
ところで自分は幼少の頃から大の納豆ファンである。NYにいても当然ほぼ毎日食べている。1日朝晩1パックずつ食べることも多い(黄金の法則1・2クリア)。でも、3つ目の法則は試したことなかった(だから効果がないのか、なんてことはないのだ)。捏造問題があろうとなかろうと、自分の納豆好きには何の影響も与えないが、一つだけ絶対真理が存在していた。それは、自分の体重には一切何の影響も与えないことなのである。今朝も勇気を振り絞って体重計に乗ってみたが、既にレッド・ゾーンに達していた…。
お仕事もお忙しそうですね。お身体こわされませんように。