NYの春ももう間近である。木曜は華氏70度を超える暖かさ(暑さ)となった。自分は事務職であり、かつランチ時も外に出ることはない(面倒なのでいつもビルの中でサラダを買って食べている毎日だ)。だから、実際の昼間の状況がよくわからないのだが、7時には会社を出れたので(9−5を目指す自分には大変不満である)、帰り道いつものスカースデールへ。スカハイのトラックには人で溢れかえっていた。余りの暖かさに皆外で走りたくなったのであろう(実際にはただ歩いている人のほうが多いけど)。自分まで嬉しくなった。されど、自分はいつものように住宅街へ。最近はマンネリ化しているといえばそうなのだが、自分にとってはこの1時間コースが非常に合っている(と信じたい)。アップダウンは程々にあるし、車が頻繁に通るわけでもないし、四季の移り変わりを肌で感じられる。世の中の全ての雑音から閉ざされたかのように、自分だけの時間を楽しむことができるのだ。自分にとっては極めて貴重な贅沢な時間なのだ。
木曜が暖かかったからなのか、僅か1日にして、すっかり春めいた様な気がしてならない。知らぬ間に、花の蕾がいつでもReadyの状態だ(あるいは慌てて咲き始めてしまったものもある)。これから暖かい日々が続けば、スカースデールにもあたり一面、花が咲き始め、自分の大好きな桜色も見れることだろう。問題は1週間後には日本に行くため、満開が見れないリスクがあること…。東京ではもう桜の季節は終わってしまっただろうし、ちょっと寂しいなぁ。
先日、サロマ湖100キロに出られる日本の知り合いと電話で話す機会があった。もう70歳になられる方であるが、昨年は70キロ地点で無念のリタイアだったそうだ。フルマラソンを多くこなされているようだが、レース中は兎に角何も食べないようにしているらしく、ウルトラでもそれをしていたら70キロで突然足が止まり、走る力が出なくなってしまったと電話口で笑っていた。今年は昨年の失敗を踏まえて、食べながら走って完走を目指すそうである。自分は今年は今のところ4回のフルマラソンに出ているが、その方は既に5回だそうで、サロマ湖までにあと2回フルマラソンをこなすのだそうだ(自分はあと1回かな?)。うわぁ、中毒患者だ。その方曰く、ウルトラはゆっくりと1日かけて走れるんだよ(走るのではない、走ることが出来る!実はこの違いって大きいなぁ)、これって物凄く贅沢で楽しいことなのだよ!とおっしゃていた。ウルトラマラソンは大人のレースと言われる。フルマラソンでは自分よりもゆっくりのランナーでも、経験の豊かなランナーにはウルトラではきっと抜かされていくだろうなぁ。おじさんと話をしていて、心に余裕のある人は強いと感じた。きっと今年は完走することだろう。
優しくゆっくりと流れる贅沢な時間は、お金で買うことは決して出来ない。これは日頃の弛まぬトレーニングがあるからこそ得られるものであり、そろそろ本腰を入れなくてはいけないと感じる今日この頃なのである。
木曜からゴルフのマスターズが始まった。最近はゴルフをやらなくなっているし、観ることもしなくなってしまった。しかし、メジャートーナメントだけは別である!トッププレーヤーはメジャーの中でもマスターズで優勝することが一番の目標であり(グランドスラムを目指すTWは別格として)、このために日頃の練習(普段の試合ですらもマスターズ攻略のための練習の一環にすぎないのだそうだ)を怠らないのだ。マラソンしかり。年間に一つもしくは二つの目標を立て、そのレースに向かって頑張るのだ。普段のレースを全て本気でやっていたら、体がもたないのだ。自分にとっての今年の目標は二つ。一つは、毎年だがNYCMでのHG抜き、そしてもう一つはサロマ湖完走だ!