
暫く、ブログをサボっていた。人間は一旦サボりを覚えてしまうと、何らかの理由を見つけては又サボりたくなるものだ(自分だけであろうけど)。一番書かなかった理由は至極簡単。転職活動をずっとしていて時間が取れなくなってしまったうち、書くのが億劫になってしまったのだ。転職活動はもう2ヶ月前だったし、実際に転職したのももう1ヶ月も前の話になる。まあ、過去を悔いても仕方ないので(要は能天気なのだ)、これから復活していきたく思う。
2008年の最初のレース。それはディズニーワールドマラソンであった。1月12日(土曜)及び13日(日曜)の2日連続でそれぞれハーフマラソン、フルマラソンが行われた。そのレースの詳細はレース仲間のムキちゃんやRIKIさんの日記に詳しいので、余り自分がブログで書いても興味がなくなるだろうから最低限に留めておこうかな、なんて考えてもいる(うちにマタマタ時間が過ぎていってしまった…)。
このレースは、自分にとってはとても楽しみなレースだった。ディズニーワールドに行けることではない(流石に40も過ぎたおっさんには、子供に比べれば夢の世界への興味は髪の毛同様薄れていってしまうものである)。2日連続でレースに出ることに対する楽しみであった。50州を目指して以来、マラソンは2週間から1ヶ月の間隔を置くようにしているし(自分の場合には、その位おかないと脚への負担もあるけれど、一生ランナーでい続ける為のモチベーションの維持が出来ないのではないかという思いがあるからだ。いつ終わるかわからない人生なのだから、やれるうちにやっておこうという気もないわけではない。でも、何事も過ぎたるは及ばざるが如し、である。やり過ぎはきっと暫く経つと必ずやモチベーションの低下に繋がる。自分は走り続けるというモチベーションを一生続けて行きたいのだ。ピークを作ってはいけないのだ。のほほんと、ちんたらと、何事もなかったかのように何気なく続ける、これが自分にとって一番あったスタイルなのではないか、と最近思えるようになってきたのだ)、その間ハーフなどの短いレースはあるけれど、2日連続で続けて大会に出たことはなかった。このレースの名前は、グーフィーチャンレンジ、まさに挑戦!自分に刺激を入れるのに最高の舞台だな、と思って参加を楽しみにしていた。
<オーランド到着まで>
でも、その楽しみはNYを発つときに既に崩れ去りそうになっていた。飛行機のトラブルである。自分はラガーディア空港とは縁がないと思っている。遅れたり、キャンセルになったり、碌なことがない(何の問題もなくスムーズにことが運んだことは数えるきりしかないと記憶している)。だから米国内の移動も可能な限りJFKを使うようにしている。でも今回は飛行機の予約もギリギリまで待ったために、ラガーディア発着のものしか残っていなかった。大会が土日なので、金曜の夜までに(EXPOは8時まで開いていた)、現地に着いていなくてはならなかった。予定では、昼まで仕事をし、2時半の飛行機に乗り込み(案の定、今の職場からは空港に15分ぐらいで着く)5時半にはオーランドに到着、余裕でEXPOに行ける筈だった。ところが…。空港に着くなり、2時半出発予定が、いきなり4時20分になっていた(いきなり、EXPOに間に合わないじゃないか…)。まあ、それでも望みを捨てずに待っていたら、何と5時45分出発にいきなり変わった(オーランド到着9時前…)。ダメ、間に合わない。だから、金曜の朝から行けばよかったのだ、と思ったけどそれはアフター・フェスティバルである。フルだけになっちゃうなぁ。これじゃぁ、普通の大会参加になっちゃうけど、まあしょうがないかな、これも人生。50州やろうと思ったら一度くらいこんなこともあるだろうなぁ、と思っていたから意外と本人は諦めも早い。とはいえ、先に到着しているムキちゃんとフナティーには間に合わない旨を伝えた。ここで奇跡が起きた。本人でないとPickupできないはずだったのに、ムキちゃん夫婦の頑張りによって、何とかパケットを土曜のハーフ直前に受け取れるように手配してもらえたのだ!この時ほど、仲間の有難さを知ったことはない。多謝!
デルタ航空も流石に遅れすぎたのを悪いと思ったのか、5時45分発予定を何と30分繰り上げて5時15分に出発できるようにした(始めからやらんかい!)(でも、5時45分だと思ってぶらついていた人たちはどうしたんだろう…)。しかも9時前到着予定が何と8時にはオーランドに着いてしまった(出来るんじゃないの!)。とは言え、EXPOには到底たどり着くことなく、翌日のハーフのスタートに備えた。
<ハーフマラソンの部>
ハーフは6時スタート。フナティーによれば、4時までにバスに乗らないとダメらしいよ、とのことだったので同じホテルに泊まっていた私たちは3時45分に集合することとした。当然早起きが必要とされるわけで、起きたのは何と2時45分!時差のないNYとフロリダだけど、いきなり時差ぼけになってしまった…。夜遅く着き、遅く寝たおかげで、睡眠時間僅か2時間…。
会場に着き、早速ムキちゃんに指定されたテントまで、ゼッケンを取りに行く。自分の名前を告げると、向こうは待っていたぞ、とばかりにすぐにゼッケンをくれた。袋に全部入っているから、と言われたものの、Tシャツも3枚あるはずが1枚しか入っていないし、肝心のリストバンド(これがグーフィーチャレンジ参加者の証)も入っていない。すぐに気がついたから良かったけど、そうでなければどうなったのだろう…(結局TシャツはEXPOまで取りに行くことになった。これはこれで、なかなかTシャツをくれなかったのだけど、書くのが面倒なので割愛)。ただ、ここでまた大問題発生!今回はタイム計測に自分の出なくて大会のチップを借りるんだとばかり思っていて自分のをホテルに置いてきてしまっていたのだが、チップ自分の持っているよね?と言われて唖然。持っていないのなら、You’re NOT timed.と冷たく言われたのである(勿論タイムはなくても、3つのメダルはリストバンドさえあればもらえるから、などと慰められ…)。ホテルに戻れるかな?って聞いたら、無理に決まっているじゃないのと冷たいご返事。まあ、メダルさえもらえればいいや、と思って、翌日のフルはちゃんとチップをつけてこようと誓った(全く自己責任の国である。自分のチップは常に携帯しておかねば。Myチップを持ったら持ったで面倒なことも起こるんだな、と悟った。公式には自分はハーフを走っていないことになってしまっているが、しっかりとゆっくりと走りました)。
これだけ大人数だと、待ち合わせもしていないでムキちゃん夫婦やRIKIさんには会えないかな、と思っていたが、Corral別にスタート地点が決められていて、一緒の可能性が高いため待っていたら、案の定3人に会うことが出来た!
自分の目標タイムはハーフ2時間、フル4時間半。ハーフは1マイル9分10秒ぐらいで行けば目標達成。実際自分の時計では1時間59分台だった(途中、立ち止まって写真を何度も撮っているので、余裕の目標達成である)。でも普段も楽に達成できているから、という過信がいけなかった…。翌日のフルを考えたら、ハーフは2時間半でよかった。2日連続がこんなに脚にくるもんだとは、この時はまだ気がつかなかった…。ラップは以下の通り。
1. 8.56.26
2. 8.14.43
3. 8.44.51
4. 8.41.08
5. 9.15.28
6. 10.55.10 (まじきんにて写真撮影)
7. 10.08.69 (同上)
8. 9.00.49
9. 8.39.07
10. 8.59.14
11. 9.11.45 (ペースが9分10秒ぐらいになるように願っていた)
12. 9.12.28
13. 8.52.35
+0.1. 1分くらい(計測忘れ)タイムは1時間59分40何秒など思う(心もとないけど)
ゴールしてからは、皆と合流。ミッキー・ミニーとの写真撮影に勤しんだ(これも楽しみの一つだった)。








<フルの部>
翌日のフルも6時スタート。2時45分に目覚ましをかけたつもりだったが、また寝てしまい、あわてて3時に再起床(よく起きれたなぁ…)。又もや、3時45分にフナティーとホテルのロビーで待ち合わせるも、TVジャパンの見過ぎでちょっと遅刻。ハーフよりもフルの方が参加者が多いとは聞いていたものの、実際には比べ物にならないくらいの大人数。夜中にこんなに人が集まるのは本当に気持ち悪い気がした。フル当日は、ムキちゃん夫婦とRIKIさんと現地で待ち合わせをした(つもりだった。RIKIさんとは結局スタート地点で出会った)が、夜中に大雨が降ったらしく、湿度が異常なほどに高い。自分は蒸し暑いのが最大の苦手である。あっというまにばててしまうのである。自分が嫌いな季節は夏である。暑いと本当にぐったりとしてしまう。しかもその中で走れ、となると走る前からギブアップ状態であった。さて、脚の状態はどうか。案の定、脚がいきなり重い。ハーフの後、アイス風呂に入ったりは多少したけど、万全でないことは明らかであった。まあゆっくりと行こうとは思っていたけれど、このゆっくりというのは、想定していた以上にゆっくりである必要があったようだった。いきなり壁がやってきて、歩くのと変わらないくらいのスピードで走らざるを得なくなっていた。スタートして暫くしたら4時間のペースメーカーがやってきたので、これについていこうと思ったら、1マイルも持たずに諦め。そして次の4時間15分では始めは余裕だったのだけど、ちょっと気を抜いたら置いて行かれそうになり、この分ではこのペースで最後までは無理と悟って、さっさと目標を当初の4時間半に設定(でもこれすらも甘かった…)。何と最後の26マイル付近では5時間のペースメーカーすらにも抜かされてしまうという屈辱を味わうのだけれど、途中ハーフ以上にキャラクターとの写真撮影を楽しめたので全然気にしていない。以下、フルのラップです(ラップと誇れるものではない。こんなに遅くなってしまうなんて。サブ4はどこへ消えてしまったのか???)。1キャラクターと写真を撮るたびに、2-3人前に並んでいるランナーが必ずいたので(1箇所1-2分は遅くなっている)、写真撮影を諦めればタイムはもっと良かったのだろうけど、楽しみは間違いなく半減したことだろう…
1. 9.39.44(最初の1マイル目が一番速いなんて何とも情けない…)
2. 10.04.89
3. 10.00.76
4. 10.54.32
5. 11.22.90
6. 10.06.53
7. 11.19.02
8. 12.15.10
9&10. 23.23.90
11. 15.00.86(何が起きたのか、覚えていない…)
12. 11.32.12
13. 10.41.66
14. 10.36.24
15. 11.10.28
16. 12.13.59
17. 13.44.93
18. 11.26.48
19. 10.59.39
20. 11.27.28
21. 11.12.30
22. 11.55.03
23. 13.24.73 (躓いて思いっきり転倒―頭さえも地面に叩きつけられた!左肩、肘、膝から多量の出血!以降、左手の力が何故か入らなくなり、レースどころではなかったのだけど、その後キャラクターと撮った写真からはその痛みは微塵ほどにも感じられない…)
24. 10.24.40
25. 12.13.37
26. 19.05.49(久しぶりに全マイルの歩き。全く走れなくなり、フラフラになっていたのが自分でもわかったくらい。完全なガス欠…)
+0.2 2.22.55 (5時間9分ぐらい)
何も気にしないのが自分の良いところだと思っている。タイムは全くといって誇れるところはないけれど、2日連続で辛いながらもフィニッシュ出来たことは自分にとっては大きな誇りである。




















<おまけ>
フルをフィニッシュし、ムキちゃんに報告。ところが、又もや大事件が発覚する。何と午後6時半に発つ予定の飛行機が早々とキャンセルになったという(確かにNYは大雪警報が出ていたようだが、雪の予報は夜半過ぎの話。デルタの勇み足だったとしか思えない…)。えっ?自分がチケットを買ったExpedia(ここもいい加減である)に電話してみるとConfirmedになっているだけだぞ、デルタに直接確認しろと撥ねられ、デルタ航空に確認して初めて本当にキャンセルになったことがわかった(ムキちゃんがいなかったら、間違いなく夕方になって空港にて一人慌てていた事だろう。ここでも多謝!)。自分がフィニッシュしてからホテルについて電話が漸く繋がったのは12時30分過ぎ。デルタのおばさん曰く、2時過ぎの飛行機だったら乗れるって聞いてきた?無理にきまっとるやんけ!次に、ムキちゃんの取った翌日の朝一7時台の飛行機は?と聞いたらSold-out!で11時の飛行機にしてもらった。結局は、NYは雪も降らなかった。かといって、ムキちゃんとRIKIさんの7時台の飛行機も何故かキャンセルになってしまっており、最後はムキちゃん夫婦、RIKIさん家族、そして自分は同じ飛行機でNYに戻ってくることができた。今回の旅はトラブル続きだった。でもその度に人に支えられ、危惧していた事態に陥ることもなく、終わってみたら全てが良かった・楽しかったという旅となった。まさに、終わりよければ全てよし、の旅となったのである。